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【ミニコラム 第120号】異国の青年タクシー運転手

メールマガジン
2025年08月14日


 先日、日本に帰国した際に利用してタクシーの運転手はネパールの人でした。
 運転手の礼儀作法が行き届いているタクシー会社の運転手で乗車して日本人でないのはすぐわかったのですが、敬語の使い方が完璧だったため、好奇心に勝てず思わずいろいろ質問してしましました。
 「どこの国の方ですか?」
 「ネパールです。」
 「日本語上手ですね。日本にきてどれくらいですか?」
 「10年です。」
 「10年で敬語まで使いこなせてすごいですね。タクシー運転手は2種免許とらないといけないけど、試験大変だったんじゃない?」
 「はい、大変でした。漢字が難しい…です。」
 「なんで日本に働きにきたの?」
 「ネパールは今、若者が働くところがなく、多くの若者が海外へ出稼ぎにでています。政治家がよくないです。」
 「そうなんですね。ネパールには里帰りしているの?」
 「2年に一度くらいです。航空運賃が高いので。」
 「他の外国人の運転手はいるの?」
 「はい、中国と韓国の運転手がいます。一番多いのは中国の人です。ネパール人は私一人ですが、私の紹介で友人がもうすぐ運転手として入社します。」
 非常に感じのいい好青年でした。頑張って稼いでほしいと思ったひと時でした。

 

永野


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