先日、日本に帰国した際に利用してタクシーの運転手はネパールの人でした。
運転手の礼儀作法が行き届いているタクシー会社の運転手で乗車して日本人でないのはすぐわかったのですが、敬語の使い方が完璧だったため、好奇心に勝てず思わずいろいろ質問してしましました。
「どこの国の方ですか?」
「ネパールです。」
「日本語上手ですね。日本にきてどれくらいですか?」
「10年です。」
「10年で敬語まで使いこなせてすごいですね。タクシー運転手は2種免許とらないといけないけど、試験大変だったんじゃない?」
「はい、大変でした。漢字が難しい…です。」
「なんで日本に働きにきたの?」
「ネパールは今、若者が働くところがなく、多くの若者が海外へ出稼ぎにでています。政治家がよくないです。」
「そうなんですね。ネパールには里帰りしているの?」
「2年に一度くらいです。航空運賃が高いので。」
「他の外国人の運転手はいるの?」
「はい、中国と韓国の運転手がいます。一番多いのは中国の人です。ネパール人は私一人ですが、私の紹介で友人がもうすぐ運転手として入社します。」
非常に感じのいい好青年でした。頑張って稼いでほしいと思ったひと時でした。
永野