【ミニコラム 第104号】天安門を自転車で
4月初めの清明節の休暇を利用して北京に行ってきました。
上海から北京間の高鉄(新幹線)に乗ってみたかったということもあり、北京へは上海から高鉄で4時間半かけて行ったのですが、感想としては、中国は国内線でも1時間以上前に行ってチェックインしないといけないとか、遅延が結構あるということはあるものの、北京へはやっぱり飛行機のほうがいいかもと思ってしまいました。
北京では、USB(ユニバーサルスタジオ北京)でアトラクションをほぼ制覇し、天安門を自転車で駆け抜けて楽しんできました。
現在、天安門広場での日の出の国旗掲揚、日没の国旗降納は一大観光スポットとなっており、天安門広場に入るためには事前予約が必要になっています。もともと天安門に行くつもりはなかったのですが、建国門外から自転車に乗って前門へ向かおうと思って走っていたら、北京の広い道路を曲がれず、そのまま走り続けていたら天安門に着いてしまったというのが真相なのですが、時間帯が丁度、もうすぐ国旗降納の時間だったため、天安門広場、故宮前の道に観光客が溢れており、そんななか自転車専用路(柵で囲まれていて自由に横道にはいけない・・・)はスイスイ走れるため、このまま走っていたら、この自転車専用道路から国旗降納を見れるかもしれないと閃き、天安門を通り過ぎてからUターンできるところまで行って、再度、天安門の前を自転車で通り過ぎたのですが、まだ、降納の時間には早かったみたいで…、もう一回戻るかと考えていたところ、天安門へ向かう自動車専用道路は封鎖されてしまいました。国旗掲揚、降納の時間帯は車はもちろん、自転車も通れなくなるようです…。ちなみに柵に囲まれた自転車専用路では停車することは許されず、ちょっと停まって写真でもと思っていると、警察がすぐ駆けつけてきて「停まるんじゃない」と注意されます。ただ、天安門広場前を自転車で駆け抜けるのは非常に爽快でした。
永野