【ミニコラム 第102号】「実名認証」
中国では2023年頃から市場監督管理部門での登記手続きにおいて、「実名認証」が要求されるようになっています。
「実名認証」って何?と思われる方も多いと思いますが、《経営主体登記における実名認証業務をより一層適切にすることに関する市場監督管理総局弁公庁の通知》において、「「実名認証」とは、申請人が登記及び備案事項手続をする際に登記機関に協力し、登記機関が実名認証システムを通じ、顔認識等の方式を採用して実施する実名検証をいう。」と定義されています。
この「実名認証」は、地方によってやり方が異なるため、市場監督管理部門で手続きをする際には、事前に「実名認証」方法について確認する必要があります。
例えば、上海では現状、外国人はパスポートコピーに署名をするだけですが、無錫はWeChatのミニプログラムを利用したシステムで本人署名済みの実名認証証明の写真と当該証明と身分証明を手に持った状態での本人の写真をアップロードして実名認証を行うことになっています。場所によってはパスポートのアポスティーユ認証を要求される地域もあるようです。
実は直近、無錫での実名認証のサポートを行ったのですが、実名認証用写真撮影については下記のような絵を使って説明されています。ただ、この絵を日本本社へ送付して、例えば、取締役等にこのポーズをお願いしますというのはさすがに気を遣うのではないでしょうか。
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永野