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【ミニコラム 第176号】金木犀の香り

メールマガジン
2026年10月16日


 上海の全体に金木犀(中国語では「桂花」といいます。)の香りが漂いはじめました。
 金木犀の香りが漂う、この時期の上海は爽やかで過ごしやすく、一番いい季節だと思っています。
 中国の空港はどこも非常に広大で、しかも新しいターミナルが次々と開設されています。そのため、十分なタラップ(搭乗橋)があるはずなのですが、主要路線や大型機以外の航空機は沖留め(スポット)され、バスで移動させられることが少なくありません。
 先日、虹橋空港から外地へ旅行に行った際も、やはり沖留めされた飛行機までバスで運ばれるルートでした。その日は雨模様だったこともあり、バスに乗るために搭乗口に並んでいる旅客たちがレインコートを着ているのを見て、「みんな用意がいいなあ」とぼんやり眺めていました。しかし、よく見るとみんな同じレインコートです。「あれ、もしかして配ってるの?」と思って周りを見回すと、航空会社の職員が使い捨てレインコートを配っていました。私もさっそくもらって着用しましたが、中国の航空会社のサービスがここまで向上しているのかと、感心してしまいました。
 さらに、バスで飛行機まで運ばれ、到着したときのことです。いつもなら、航空機に接続された階段タラップの下で再度チケットの確認が行われるため、そこで行列ができるのですが、この日は大雨の中だったため、乗客がなるべく濡れないようにと、職員がバスの中の出口近くでチケットを確認するという臨機応変な対応をとっていました。ここでも、「やればできるじゃん(なぜか上から目線ですが……)」と思ってしまいました。
 

永野


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