【ミニコラム 第5号】上海でも桜の花が咲き始めました。
上海でも桜の花が咲き始めました。ただ、毎年、上海で桜の花を眺めていて、日本と同じ桜の花(ソメイヨシノ)なのに、日本の桜の花となんか印象が違うなぁと感じています。
なんて表現すればいいのか。。。上海の桜は逞しさを身に着けているような気がしてなりません。
上海も至るところに桜の木が植えられていますが、桜で特に有名なのは、「顧村公園」です。ここは敷地100万㎡に約1万6千本の桜が植えられており、桜の花の時期には連日、何万人という人がお花見に押しかけてくるようです。ただ、私はこの人出の多さに腰が引けて行ったことはありません…。
ところで、日本はお花見というと場所取りのマナーが、ニュースになったりしますが、中国ではインフルエンサーがライブ配信するための場所取りが問題になっています。一つの桜の木にインフルエンサー一人というように、どこもかしこもインフルエンサーだらけになっている写真がネットに上がっており、「お花見の邪魔!」というコメントがついていました。確かに脚立のうえに立ち、照明をあててライブ配信しているため、桜の花を見に来た人からすると邪魔でしかないのですが…。
ちなみに上海の事務所の入っているオフィスビルは桜の花が植えられており、桜の時期にはライトアップされるため、非常に幻想的できれいです。毎年、この桜で春が来たことを感じています。
(永野)