【公布日】2009.07.17
【公布機関】最高人民法院 法発[2009]43号
執行業務をより一層強化し、及び規範化することに関する最高人民法院の若干の意見
各省、自治区及び直轄市の高級人民法院、解放軍の軍事法院並びに新疆ウイグル自治区の高級人民法院生産建設兵団分院に通知する。
ここに、「執行業務をより一層強化し、及び規範化することに関する最高人民法院の若干の意見」を貴院らに印刷・発布するので、業務の実際を考慮し、具体化を誠実に貫徹されたい。
近年来、各級党委員会による指導、人民代表大会による監督及び政府による支持のもとで、人民法院は、執行体制及びメカニズムの改革を不断に推進し、執行業務に係る長期的に有効なメカニズムを健全化し、執行が滞っている事件を集中的に整理する活動を組織・展開して、人民群衆の適法権益を力強く保障し、社会の公平正義を維持保護し、かつ、調和安定化を促進してきた。しかしながら、執行難の問題については根本的な解決を得ておらず、執行業務規範化の水準はより一層の向上がなお必要であり、執行力及び時効性はより一層の強化が待たれる。そのため、各級の人民法院は、科学的発展観及び中央の一連の文書における精神の具体化をより一層貫徹し、執行難の解決を重点とし、執行業務体制・メカニズムを確実に改善し、及び完全化し、執行業務に係る長期的に有効なメカニズムの構築に力を注いで推進し、執行業務の規範化の水準を全面的に引き上げることが必要である。
(1)執行迅速反応メカニズムを確立する。執行業務に係る迅速反応能力を向上させるよう努力し、公安及び検察等の部門との連絡を強化し、執行の手がかり及び突発事件を遅滞なく処理することが必要である。高・中級人...
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