法釈[2020]18号
二十、「『保険法』の適用にかかる若干の問題に関する最高人民法院の解釈（四）」を改める。
　　1.序文を次のように改める。
　　「保険契約紛争事件を正確に審理し、かつ、当事者の適法な権益を適切・確実に維持保護するため、『民法典』、『保険法』、『民事訴訟法』等の法律の規定に基づき、裁判の実践を考え合わせ、保険法における損害保険契約の部分に関係する法律適用に関する問題について次のように解釈する。」
　　2.第2条を次のように改める。
　　「保険者が保険契約者に対し保険法に定める提示及び明確な説明の義務を既に履行している場合において、保険目的の譲渡後に保険者が当該保険目的譲受人に対し提示せず、又は明確に説明しないことを理由として、保険者の責任免除にかかる条項が契約の内容とならない旨を保険目的譲受人が主張するときは、人民法院は、これを支持しない。」。