中華人民共和国主席令第24号
二、「老人権益保障法」について改正をする。
（一）第43条を削除する。
（二）第44条を第43条に改め、次のように改める「公益性養老機構を設立するにあたっては、法により相応する登記手続をしなければならない。
　　　経営性養老機構を設立するにあたっては、市場監督管理部門において登記手続をしなければならない。
　　　養老機構は、登記手続の後に直ちにサービス活動を展開することができ、かつ、県級以上の人民政府の民政部門に対し備案を受ける。」。
（三）1条を追加し、第44条とする。「地方各級の人民政府は、当該行政区域の養老機構の管理業務に対する指導を強化し、養老機構総合監督管理制度を確立する。
　　　県級以上の人民政府の民政部門は、養老機構の指導、監督及び管理に責任を負い、その他の関係部門は、職責分掌により養老機構に対し監督を実施する。」。
（四）1条を追加し、第45条とする「県級以上の人民政府の民政部門は、法により監督検査の職責を履行するにあたり、次に掲げる措置を講じることができる。
　　(1) 養老機構及び個人に対し状況を把握すること。
　　(2) 違法の嫌疑にかかわる養老機構に立ち入って現場検査をすること。
　　(3) 関係する契約、証憑、帳簿その他の関係資料を閲覧し、又は複製すること。
　　(4) 養老機構に人身の健康及び生命財産の安全に危害を及ぼすおそれのあるリスクが存在することを発見した場合には、期間を限り是正するよう命ずる。期限を徒過して是正しない場合には、業務停止・整頓を命ずる。
　　　県級以上の人民政府の民政部門は、養老機構による違法の嫌疑にかかわる行為を調査するにあたっては、『行政強制法』その他の関係する法律及び行政法規の規定を遵守しなければならない。」。
（五）第78条を削除する。