【公布日】1997.12.29
【施行日】1998.01.01
【公布機関】国務院
当面の国家重点発展奨励産業、製品及び技術の目録(1997年)
90年代中期に入って以来、我が国のマクロ経済環境の改善及び国内外市場の需要の変化に伴い、我が国の産業構造にも深い変化が起きた。産業構造調整の重点は、産業比率関係の協調の実現から産業の資質及び国際競争力の全面的向上に移っている。こうした大きな変化に対応し、産業構造調整を積極的に進め、国の産業政策体系を完全なものとするため、国務院の承認を経て、当面、国が重点的に発展を奨励する産業、製品及び技術の目録をここに公表する(外国投資家による投資については、「外国投資家投資産業指導目録」に従い執行する。)。
当面、国が重点的に発展を奨励する産業、製品及び技術を確定する原則は、次の通りである。
1、当面及び今後一定期間の市場の需要に符合し、かつ、比較的明るい発展見通しのあるもの 2、比較的高い技術内容があり、企業の設備更新に有利であり、伝統産業に対する技術改造を加速し、産業構造の最適化及び高度化を促し、及び経済効率を全面的に高めるもの 3、国内に研究開発から産業化実現までの潜在的技術基盤があり、努力によって国内の産業及び技術の空白を埋めることができ、新たな経済成長点の育成に有利なもの 4、持続可能な発展戦略に符合し、資源節約及び生態及び環境の保護に有利なもの 5、供給能力が相対的に立ち遅れているもので、その供給能力の向上が産業構造の合理化の促進及び国民経済の持続的、急速かつ健全な発展の維持に有利なもの
こうした原則に基づき、国は当面、29の分野、計440種の製品、技術並びに一部基盤施設及びサービスの発展を重点に奨励する。
この目録は、国が投資方向を指導し、投資構造を改善し、並びに基本建設及び技術改造プロジェクトを審査・認可する主要な根拠の1つである。国内投資者が目録にあるプロジェクトに投資する場合において、輸入が必要な自家用設備及び技術で、プロジェクト予算の設備及び技術支出の範囲内にあり、かつ「国内投資プロジェクト非免税輸入商品目録」に列挙されるものに属しないものについては、プロジェクト審査・認可部門の承認を経て輸入関税及び輸入段階増値税の徴収が免除される。
関係する経済管理部門は、この目録を参照して相応する支援措置を制定し、国の産業政策の有効な実施を保証しなければならない。
各地区は、地元の実情に基づき、国内外の市場需要及び供給体系の変化を真剣に分析し、実情から出発し、力量を考えて取り組み、目録内から地元の比較優位を形成する可能性のある分野を選択し建設をし、盲目的な重複建設を断固回避しなければならない。
国家計画委員会は、国民経済及び社会発展の状況、国内外の市場及び産業技術の変動に基づき、年度ごとにこの目録を調整し、及び改定する。
第1条 農業
動植物優良品種改良及び重要病虫害防除技術
優良種苗
野菜及び花卉無土壌栽培
高収穫かつ高効率のモデル化栽培
先進農業技術の開発及び普及
農産物貯蔵、保鮮、加工...
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