寧波市環境保護局に回答する。
貴局の「『水汚染防止・処理法実施細則』第44条の規定をどのように執行するのかということに関する回答申請」（甬環法[2001]114号）は、これを受領した。検討を経て、レターにて次のように回答する。
国務院の発布した「水汚染防止・処理法実施細則」第10条及び第44条は、水汚染物排出許可証の発行条件及び汚染排出許可証規定違反の行政処罰について、それぞれ明確な規定をしている。旧国家環境保護局の発布した「水汚染物排出許可証管理暫定施行弁法」は、更に具体的な規定をしている。水汚染物排出許可証の管理業務において、地方環境保護部門及び水汚染物排出単位は、上記法規及び規則を厳格に遵守しなければならない。
貴市は、地方汚染物排出総量規制指標を地方国民経済及び社会発展年度計画に組み入れ、かつ、地方人民政府の承認を経た後に発布する予定である。環境保護部門が当該地区の年度汚染物排出総量の規制指標に基づき、主要汚染排出単位の汚染排出許可証を審査発行し、かつ、許可証において当該単位の廃水排出量及び主要汚染物排出濃度を規定することは、国の水汚染防止・処理の法規及び規則に適合している。
汚染排出許可証又は臨時汚染排出許可証の規定どおりに汚染物を排出しない単位については、許可証を発行する環境保護部門が「水汚染防止・処理法実施細則」第44条の規定に従い、行政処罰をすることができる。