国務院令第687号
五、「野生植物保護条例」第16条第1項を次のように改める「国家1級保護野生植物を採集することは、これを禁止する。科学研究、人工栽培、文化交流等の特段の必要により国家1級保護野生植物を採集する場合には、管理権限に従い国務院の林業行政主管部門若しくは当該部門が授権した機構に対し採集証を申請し、又は採集地の省、自治区若しくは直轄市の人民政府の農業行政主管部門若しくは当該部門が授権した機構に対し採集証を申請しなければならない。」。
第20条第1項を次のように改める「国家重点保護野生植物を輸出し、又は中国が参加している国際条約により輸出入が制限されている野生植物を輸出入する場合には、管理権限に従い国務院の林業行政主管部門の認可を経て、又は輸出入者の所在地の省、自治区若しくは直轄市の人民政府の農業行政主管部門の審査確認を経た後に、国務院の農業行政主管部門に報告して許可を受け、かつ、国の絶滅のおそれのある植物種輸出入管理機構が発行する輸出入許可証明書又はラベルを取得しなければならない。税関は、輸出入許可証明書又はラベルを証憑として検査・通関させる。国務院の野生植物行政主管部門は、野生植物の輸出入に関する資料の写しを国務院の環境保護部門に送付しなければならない。」。
第21条第2項を次のように改める「外国人は、中国の境内おいて農業行政主管部門が管理する国家重点保護野生植物に対し野外考察をする場合には、農業行政主管部門が管理する国家重点保護野生植物の所在地の省、自治区又は直轄市の人民政府の農業行政主管部門の認可を経なければならない。」。
第27条における「又は認可を経ないで国家重点保護野生植物に対し野外考察をした場合」を「又は認可を経ないで農業行政主管部門が管理する国家重点保護野生植物に対し野外考察をした場合」に改める。