国務院令第687号
四、「自然保護区条例」第27条第1項を次のように改める「何人も自然保護区の中心区に進入することは、これを禁止する。科学研究の必要により必ず中心区に進入して科学研究観測又は調査の活動に従事するべき場合には、事前に自然保護区管理機構に対し申請及び活動計画を提出し、かつ、自然保護区管理機構の認可を経なければならない。そのうち、国家級自然保護区の中心区に進入する場合には、省、自治区又は直轄市の人民政府の自然保護区に関係する行政主管部門の認可を経なければならない。」。
第29条第1項を次のように改める「自然保護区の実験区内において見学又は観光活動を展開する場合には、自然保護区管理機構が方案を編成する。方案は、自然保護区管理目標に適合しなければならない。第2項を次のように改める「自然保護区において見学又は観光活動を組織する場合には、前項に定める方案に従い実施し、かつ、管理を強化しなければならない。自然保護区に進入して見学し、又は観光する単位及び個人は、自然保護区管理機構の管理に従わなければならない。」。
第31条を次のように改める「外国人は、自然保護区に進入するにあたり、事前に自然保護区管理機構に対し活動計画を提出し、かつ、自然保護区管理機構の認可を経なければならない。そのうち、国家級自然保護区に進入する場合には、省、自治区又は直轄市の環境保護、海洋、漁業等の自然保護区に関係する行政主管部門の各自の職責に従った認可を経なければならない。
自然保護区に進入する外国人は、自然保護区に関係する法律、法規及び規定を遵守しなければならない。認可を経ない場合には、自然保護区内において標本採集等の活動に従事してはならない。」。
第37条を次のように改める「自然保護区管理機構がこの条例の規定に違反し、次に掲げる行為の1つをした場合には、県級以上の人民政府の自然保護区に関係する行政主管部門が期間を限り是正するよう命ずる。直接責任者に対しては、その所在単位又は上級機関が行政処分をする。
（一）見学又は観光活動を展開するにあたり、方案を編成せず、又は編成された方案が自然保護区管理目標に適合しない行為
（二）自然保護区の保護方向と一致しない見学又は観光プロジェクトを開設する行為
（三）編成された方案どおりに見学又は観光活動を展開しない行為
（四）人員が自然保護区の中心区に進入することを違法に認可し、又は外国人が自然保護区に進入することを違法に認可する行為
（五）職権を濫用し、職務を懈怠し、又は私利をはかるその他の行為をしたとき。」。