「自从送外卖以后,差点儿忘了以前是干嘛的了」というタイトルの動画を最近よく見ます。日本語にすると「デリバリーをやっていると、以前の生活を忘れそうになる」ということになりますが、ここでは「デリバリー」と書いていますが、それ以外も「レストランの従業員」「外国での農作業」等々、肉体労働的な仕事内容が記載されています。動画では現在の様子と過去の輝かしい業績、仕事の様子が対比する形になっており、自虐的な「栄枯盛衰」動画になっています。どこまでの本当のことかはわかりませんが、不景気のあおりを受けて倒産したり、就職難で仕事がみつからず仕方なく、デリバリー等の肉体労働で生計を維持している人もいるはずですから、このような動画が流行っている背景には、こんなに輝かしい業績があった人でもデリバリーしているんだという安心感?もあるのかもしれません。
永野