通っているスポーツジムのトレーナーから先日、「5月でここをやめてフリーのトレーナーとして独立するけど、自分のところでレッスンするか?それともこのジムで別なトレーナーを紹介するか、どうする?」という連絡がきました。独立するトレーナーを応援してあげたい気持ちもありましたが、中国のスポーツクラブの現状をみると、経営が立ち行かずつぶれて(又は夜逃げされて)、前払いした料金が返金されないというケースが頻発しており、自分もそのような経験をしてきていることから、このまま今のジムに通うという選択をしました。その後、レッスンのときになんで独立するのかと聞いたら、将来を見据えてということでしたが、東北出身のトレーナーは故郷に帰りたくても、三級線以下の都市では上海のように体を鍛えようという人は少なく、いい働き口もないからもう少し上海で頑張ると言っていました。日本でも就職氷河期の時期がありましたが、中国はまさに今がそうで、かつ、就職だけでなく、失業している人も増えており、中国語で「内巻(neijuan)」と言われる過当競争の状況が続いています。
ところで、先日、キャストニュース号外で「個人情報保護法令適合監査実施ガイドライン」について配信いたしました。当該ガイドラインは個人情報保護法令適合監査業務を展開するにあたっての手引きとしていただくことができます。ご興味のある方は当該ニュースを覘いていただければと存じます。
永野