キャストセミナー上海 開催ご案内 2006年3月のテーマ:「中国駐在員・出張者の個人所得税課税」
~最近の課税強化に対する対応~ 外商投資企業、外国企業、そして高額所得者である外国人に対する課税が強化傾向にあることは、昨今公布される税務通達や統計から容易に読み取ることができますが、こうした事態を裏付けるかのように、昨年末、広東省など中国国内の一部地域で、外国企業による長期の人員派遣についてPE(恒久的施設)認定がなされるとともに、派遣者への個人所得税課税が相次いだことは、記憶に新しいところです。中国駐在員、出張者のみなさまには、このような税務リスクの存在を認識していただくとともに、その低減可能性についても、是非、理解を深めていただきたいところです。 本セミナーでは、まず、中国個人所得税の概要と、注意点をご紹介しつつ、最近特にお問い合わせの多い事例を取り上げて解説いたします。そして、外国企業のPE認定について、物理的拠点がなくとも外国企業が中国国内にPEを有すると見做される場合とはどのようなケースか、見做しPE認定は回避可能か、短期滞在者が183日ルールの適用を確実にうけるためにはどのような点に注意したらよいのか、という“熱点”を検討いたします。ベテラン駐在員の方、赴任なさったばかりの方、また、日本本社から出張ベースでいらっしゃっている方、みなさんにご参加いただきたい内容です。 |